自己破産の2種類の方法

「自己破産」と言えば、
借金が全てチャラになる代わりに、最低限度 生活に必要な分以外の
財産がさし押さえられる債務整理の手段だ
くらいの認識でしたが、
「同時廃止」と「管財事件」という二種類があることを
この度 知りました。

どうしてこう、法律関係の用語は分かりにくいのでしょう!
専門知識のある人には、小難しい熟語を見たならすぐに
広い知識が頭の中に溢れるくらいの把握ができるのでしょうが、
年末調整の書類を書くのにも、毎年 毎年
訳が分からないとテンパりながら、記述の手引きと首っ引きになるような
素人には、一からの詳細な説明が必要です。

と、説明を読み始めても、なかなか素直には入ってこない事が多く、
何度も何度も、頭に叩き込む作業を試みる事になります。
そうして得た 自己破産の二種類についての 私なりの把握を
ご披露したいと思います。

自己破産者の9割がそれに当たるという「同時廃止」についてですが、
まず疑問に思うのが、何と何が同時で 何を廃止するのか
という事です。

「同時廃止」が可能な破産者は、破産時に財産が20万(この数字は微妙ですが、
とにかく少額だという事です。)を超えないことが条件です。

債務者の返済に当てられるような財産が有るようだと、
破産管財人というのを立てて、調べてもらわなければなりません。
それが不要な場合、
<破産手続きを開始する決定>と同時に
<破産手続きを廃止する決定>を行う のを「同時廃止」という訳です。

一方で、破産者に不相応の財産を持っている場合に当てはまる
「管財事件」という自己破産法では、「同時廃止」で不要だった
破産管財人を立てて、手続きを開始しなければなりません。
破産管財人への報酬等、費用もかかるし、時間も段違いにかかるようです。

第一、「事件」という 物々しい名称が、馴染めません。
破産する後ろめたさが倍増しそうな名称です。

同じ 破産するのだったら、
自分で保有財産の全てを整理して、債権者への誠意を示し尽くしてから
「同時廃止」でリセットしなさい!
というような意図が隠れたシステムなのではないかと思います。